東京ベーテルの森

東京ベーテルオフィシャルブログ

Vol29号 お便り

毎号「ホッとスペース便り」で東京ベーテルの目指すことやその時々の広場の様子を皆様にお伝えしています。 今回はひろばの様子を少し踏み込んでお伝えし、読んでくださる皆さんと一緒に考えてゆけたらと、念願しています。私達スタッフはひろばに参加する親子と交流を持ちながら時に感動し、時に見守り、時に相談を受け、終始一貫していることは気持ちに寄り添って共に歩んでいることです。 そこで、年々ある現象が私達スタッフの目に止るようになりました。生後半年くらいからベーテルに来るようになり、ハイハイして歩き出し、毎回お気に入りのオモチャで存分に遊び、お母さんも傍らで子どもが機嫌よく遊ぶのを見守りながらお母さん達とお話をしながら過ごしています。そのように日々、成長してゆく姿に拍手したい気分でいると、突然、来られなくなり、3~4ヶ月から半年して、又突然遊びに来られます。 その場に居る人たちは「まぁー大きくなったね!」と歓迎し、嬉しい再会となります。しかし、子どもに以前のように玄関でクツを脱いで部屋に飛び込んで来るような勢いが無いのです。久しぶりと言うことだけではないようです。あんなに楽しく遊んでいたのに、自らは遊びに手が出ず、終始不機嫌な様子です。それとはなしに「どうしていたの?」と聞きますと各種教室に通い始めたとのこと。私達は実際見学をしておりませんが、あるお教室の場合、開催時間はⅠ時間で、その間、子どもが飽きないように10分~15分間隔で手遊び、粘土、工作,リトミック、絵本読み等が組み込まれているようです。ただ、1歳~2歳の子どもにとって毎日のように違う場所に行き、好きに自由に遊べない時間が繰返される事がこの年齢の子どもにとってどんなに大変(苦痛)なことであるか。はじけるような笑顔で部屋中駆け回り、オモチャを手当たり次第に出して夢中で遊んでいた姿は薄れ、「ママ、ママ」と追いすがる姿にまたあのはつらつした遊びを取り戻してあげたいと思わざるを得ないのです。そこで、「赤ちゃんは遊びが仕事。自分の意思で自由に遊びを選んで満足するまで遊ぶ。その体験の積み重ねで成長していくものなのだ」と今一度、知ってもらいたく、今回は子どもの代弁者として皆さんに語りかけることにしました。どうぞ、皆さんからも自由にご意見をお寄せください。子どもの心身の健康な未来の為に一緒に考え、取り組んでいきましよう。
(記 森木美佐子) 

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