東京ベーテルの森

東京ベーテルオフィシャルブログ

Vol27号 お便り

ベーテルでサポーターとして働き始めて2年が過ぎました。初めは「一体、私にお母さん方の子育てをサポートできるのかしら」と不安でしたが、結局、私自身がお母さん方やお子さんと直接関わるなかでたくさんのことを学ばせていただいたようです。まず お子さん一人一人が本当にユニークな存在であること。また時代が違っても「いのち」をはぐくむことには早道もマニュアルもないこと。そしてベーテルでお母さん同士が子育ての喜びや大変さを分かち合い、励まし合い、アドバイスをし合ってたくましくなっていくことなどです。 私はサポーターとしてそんな広場でご一緒させていただきながら、子供の「いのち」は社会の共有財産であることをますます確信しました。基本的には子供を育て、自立させ、社会に送り出す責任は親にあるものの、私を含め誰一人完璧ではありません。同じコミュニティーに住んでいるもの同士がベーテルのような場所で出会い、少しずつ心を開いて、悩みや足りない所や弱い所を打ち明けながら関係を作っていくことは、家庭にとってはもちろんのことですが、コミュニティーにとっても大きな力になると思います。このような出会いの場所となるベーテルのサポーターとして、その関係作りのための環境を整える、つまり潤滑油のような役目を果たせたらと思っております。他のお子さんとたくさん触れることによって、お母さんは自分の子をだれかと単純に比較することから解放され、却って視野を拡げることができるようです。よそのお子さんと楽しそうに遊んだりその成長を心から応援したりしているお母さん方の顔を見る時、サポーターとしてこの上ない喜びを感じます。自然界の絶妙で完璧な秩序とバランスのように、私たちの社会も一人一人の個性が美しい音色を奏で、それが共に響きあって感動的な音楽を作り続けたいものです。               
(記  中井洋子)

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