会報82号お便り |
2022-06-30 Thu 07:52
会報82号「ホッとスペース」お便り
2020年の夏、コロナウイルスの一度目の緊急事態宣言があけた頃、 実家での里帰りを終え、生後2ヶ月の息子とともに、夫の仕事の都合で東京に引っ越してきました。 常にじじばばがいてサポートしてもらえる環境から一転、平日は朝から晩まで2人きりで過ごす日々が始まりました。ねんねの赤ちゃんと部屋に2人きり、というのは想像以上に孤独で、自分の話し相手を探すべく、子育て広場めぐりを始めました。そんななか出会ったのがベーテルひろばでした。ホームページを見る限りアットホームそうだなと思った一方、新参者はなかなか馴染めない雰囲気だったらどうしよう、とドキドキしてピンポンを鳴らしました。この初日のことは今でもかなり鮮明に覚えています。わたしたちのほかに2組の親子がいて、どちらも下の子の月齢が息子と近く、初めてできた先輩ママにいろいろ話を聞いてもらえたこと。ねんねが苦手だったはずの息子が途中で寝落ちしてしまったこと。今振り返るとなんでもない日常が、このときはとても嬉しかったのです。そしてこの日から1歳過ぎごろまで、週に1〜2回のペースでベーテルに通わせてもらいました。月齢の近いお友だちと一緒になることも多く、刺激をいっぱいもらえる環境で、どんどん成長していく息子。そしてその成長をスタッフさんたちに一緒に喜んでもらえて、コロナでじじばばにすらなかなか会えなかったわたしたちにとって、夫以外の大人に共感してもらえる、というのが何より「ベーテルで過ごす理由」だった気がします。わたしにとっても息子にとっても安心できる場所のベーテル。これからも利用させていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。(記:竹本江里子) スポンサーサイト
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