東京ベーテルの森

東京ベーテルオフィシャルブログ

Vol2号 お便り

私ども「東京ベーテル」は、昨年12月に特定非営利活動法人の認証を受け、地域での子育て支援活動をしています。
ところで、みなさんは「家庭」ってどんなイメージをもっていらっしゃいますか?
以前、相談員として働いていたころ、利用者の話をひたすら聞き、「辛かったネ」の言葉を繰り返しながら涙の顔を覆うことがしばしばありました。
ある利用者は「夫の暴力から開放されたのにまた戻るの?」という問いに、「私は施設で育ったから家庭を知らないんです。一度、家庭というものを作ってみたいんです」と目をキラキラさせて答えました。
この彼女のように「子供がいて、両親が一緒に暮らせば夢に見た家庭が築ける」と切望する多くの女性たちに接するにつれて、暴力におびえない安心のできる家庭を築いていけるようにと願うものでした。
また、昨今の様々な事件を目にする度に「家庭」の役割とは何だろうと考え込んでしまいます。
新聞紙上では、“両親のそろった普通の家庭”とか、“傍目には何不自由無い家庭”という表現がよく使われています。しかし、親さえいれば家庭の在るところで育ったと言えるのでしょうか。
私は子供を育む「家庭」が、子供にとって安らぐ場所であったかどうか、振り返りながら親と子供が共に育っていくことが大切だと考えます。
みなさんはどのようにお思いでしょうか。
1月の雪の降る日も赤ちゃんをおんぶして参加して下さった方は、「子供を預け、職場と家の往復だけだとストレスがたまります。月に1回、気軽に子供を連れて来られるところがあると思うと、とても楽な気持ちになります。」と感想を言って下さいました。
狭い場所にお呼びして申し訳ないという思いがありながらも、こんな感想を頂くと、「ホッとスペース」を始めて本当によかったと元気が出てきます。
(記 森木 美佐子)


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