fc2ブログ

東京ベーテルの森

東京ベーテルオフィシャルブログ

会報87号(お便り)

   ★★★ 今度は私が新米ママを迎え入れてあげたい ★★★

 夫の転勤で付いてきた慣れない土地、初めての育児、毎日が必死でした。日中は息子と二人きり。ほとんど大人と会話をしていないことに気が付きました。「誰かと話をしながら育児をしてみたい」きっかけは私のこんな気持ちからでした。緊張した面持ちで息子を抱えている私をみなさんは暖かく迎え入れてくださいました。手探り状態で必死にやっていた育児ですが、ここに来て森木さんをはじめ、ボランティアの方々や先輩ママにアドバイスを頂きとても救われました。
 ベーテルでは色々な催し物も開催しています。絵本の読み聞かせ、手遊び、お誕生日会や季節の行事、更には料理教室など多岐にわたります。つい先日はスイカ割りが行われました。とても大きなスイカに子供達はもちろん大人達も目をキラキラ輝かせていました。ベーテルでいろいろな体験をさせていただけて本当にありがたく思っています。料理教室では先生がおいしくて簡単に調理できるレシピを教えてくださいます。育児中はついつい自分の事は後回しになってしまいがちで、冷めたご飯を急いで食べるような事もしばしばあるのですが、料理教室では出来立てのおいしいお料理を二階で楽しくおしゃべりしながらいただけます。
 ベーテルに足を運んだきっかけは私の話し相手が欲しいという気持ちからでしたが息子もすぐにベーテルが大好きになりました。月齢の近いお友達と遊んだり、少し年上のお兄さん、お姉さんに優しくしてもらったり、私と二人で家に籠っていると受けれない良い刺激をたくさん貰っています。「かなとくん今日もにこにこだね!」と皆さんに声をかけていただくほど息子はにこにこ笑顔でベーテルを楽しんでいます。
 育児中は孤独感を感じ易いといいますし、コロナ禍で以前にも増して孤独を感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。そんな中、家の近くでベーテルのような温かい場所に出会えた私は本当に幸せだと思います。息子ももうすぐ2歳、あの頃必死に育児をしていた私もだんだんと慣れてきました。今度は私が先輩ママになり緊張した面持ちでベーテルに足を運ぶ新米ママを暖かく迎え入れてあげたいです。(記 三輪柚希)
   
   
 **7月1日にスタッフ研修を行いました。研修を終えての感想を紹介します。**
 地域子育て支援東京ベーテルの事業内容を理解し、交流の促進をすすめるため、母親や父親などのことばに耳を傾け親子が安心して過ごせるよう環境を整えていかなくてはならないと思った。しつけとは、社会の制限を知る、枠組みを知らせること。ひろばは様々な親子が来場される一つの小さな社会である。折に触れ、社会の制限や枠組みを知らせ、安全に楽しく過ごせるように支援していきたい。(荘田瑞恵)
スポンサーサイト



別窓 | 「ホッとスペース」からのお便り
∧top | under∨

会報85号

     ★★★ パパが子育てひろばにデビュー ★★★
2022年4月に長女を出産し、6月から旦那と娘と三人での生活がスタートしました。日中ほぼ一人で育児をしていたため、話相手欲しさに、江戸川区の子育て支援冊子で見つけたベーテルのドアをたたいたのは、娘が3か月の頃でした。まだ首も座らない娘を連れていって、楽しめるのか最初は不安でしたが、森木さん夫妻とスタッフの皆さんが温かく迎え入れて下さいました。帰る頃には、また行きたいと思える場所になっていました。今ではもう常連の一人となっております。それから数か月たった頃、旦那との話し合いを重ねて、夫も、育児休暇をとることに決めました。休暇中のある日、旦那が娘を見る日があったため、ベーテルに行くことを勧めました。旦那の中でのイメージですが、子育て広場に夫婦で行くことはあっても、パパ一人で行くというのは少しハードルが高く、とても不安がっていました。特に自身が人見知りであるため、周りの人たちとうまく会話できるのか心配であったようです。帰ってきて感想を聞いたところ、彼の中では周りの人とはうまく話すことはできなかったようですが、子育て広場に対するハードルは少し下がったとのことでした。そう思えた一番の理由は、ベーテルにいる時間は自分の子供だけでなく、あらゆる年代の他の子供たちとも触れ合うことで、単純に、子供と遊ぶということを楽しめたのかもしれません。私も子育てをしていて思いますが、特に日中に子供と1対1で何の遊びをしていいのか分からず、何となくテレビを見せて、自分は家事をしたり、スマホを見てしまうことがあります。テレビばかり見せるのは悪いことだときめつけていませんが、私は何となく後ろめたい気持ちもあります。そんな時、ベーテルという場所に行けば、娘と一緒に集中して遊びながら楽しい時間を過ごすことができ、とても救いになっています。現在、政府より男性の育児休業の取得を推進しており、これから育休をとるパパが増えて行くと思います。最初は楽しく子育てができると思いますが、日が経つにつれて疲れてきたり、遊び方にマンネリ化が訪れることがあるかもしれません。そんな時、パパにベーテルへ子供と二人で行くことをお勧めしてみてください。できればママは一緒について行かず、お弁当だけ持たせてあげるといいと思います(笑)。
(記 木村百派)
別窓 | 「ホッとスペース」からのお便り
∧top | under∨

会報84号

★★★ ベーテルボランティアで感じたこと ★★★

私は約2年半前、夫の転勤で葛西に引っ越してきました。葛西の町に知り合いもなく、住んでいる町の事をもっと知りたくて江戸川総合人生大学に入りました。そこでは2年次の必須課題にボランティア活動があります。保育士をしていたこともあり、子どもは大好きです。自宅近くに子育て広場「東京ベーテル」を見つけ、ボランティアをさせていただくことになりました。ベーテルには保育園にはないゆったりとした時間があります。暖かい大人のまなざしに見守られながら、好きな遊びを楽しめるのは子どもにとって幸せな環境だと思います。また大人にとっても森木さんをはじめスタッフの方と子育ての事や何気ない話をしたり、安心できる場所があるのはとても心強いだろうなと思います。
私も大好きな子ども達と関わりながら、楽しくボランティアをさせていただきとても感謝しております。       (記 ボランティア 荘田瑞恵さん)
別窓 | 「ホッとスペース」からのお便り
∧top | under∨

会報83号

*** 3人ともお気に入りの居場所 ***

2022年1月のある日、ベーテルへ初めて訪れました。その時、私は少し緊張していました。どのような場所でどのような人たちがいるのだろう...歓迎されなかったら...と不安が渦巻いていました。エイ!っとインターホンを鳴らし、ドアが開かれた瞬間からそれまであった緊張や不安な気持ちはどこかへ消えてしまいました。『江戸川区に親戚の家なんてあったっけ?!』と思うほどそこはアットホームでとても居心地の良い空間でした。当時2歳7ヶ月の息子と生後3ヶ月の娘と3人で初めての場所に行くことは、私にとってハードルの高いことでした。出かける準備をするだけでも時間がかかってしまい、目的地に着く頃には少し疲れてしまうことがほとんどでした。しかし、3人で過ごせる場所を少しでも増やしたい気持ちがあったので、あの日私はベーテルへ行きました。頑張って3人で出かけたあの日の自分の行動を高く評価したいです。
今まで私と息子と娘の3人全員が満足して過ごせる場所というのは意外とありませんでした。公園に行っても元気いっぱい遊びたい息子を私は娘を抱っこorおんぶをして追いかけているのが常でした。私自身、体力には自信はありますが、さすがにずっと娘を抱っこしているのでは疲れは溜まってしまいます。また、娘に授乳をしている時は息子にとっては退屈な時間です。いつも誰かが何かしら我慢をしなければいけない状態で、それが当たり前のことだと思っていました。
しかし、ベーテルは違いました!3人全員が大好きな場所で、満足して過ごせる場所です。息子が楽しく遊んでいる時に安心して私は授乳をすることができたのも大変ありがたかったです。息子が「べー(ベーテル)いこうか!」と言う日は私は嬉しくなります。いつまで経っても苦手なお出かけの準備も頑張れます。なぜならベーテルに行けば息子も娘も思いっきり遊んで楽しい時間が過ごせるし、なによりも私自身がリラックスした時を過ごせるとわかっているからです。ベーテルへ遊びに行くと毎回「おうちやだ!」と帰るのを息子は拒みますが、帰路で決まって私に「いっぱいあそんだね」と穏やかに私に伝えてくれます。その瞬間が何よりも嬉しいです。
自宅からベーテルまでは気軽に行ける距離ではありませんが、それでも私たちはベーテルへ行きます。
このような素晴らしい場所にたどり着いた私たち親子は幸せです。(記 田原真実)


別窓 | 「ホッとスペース」からのお便り
∧top | under∨

会報82号お便り

会報82号「ホッとスペース」お便り


 2020年の夏、コロナウイルスの一度目の緊急事態宣言があけた頃、
実家での里帰りを終え、生後2ヶ月の息子とともに、夫の仕事の都合で東京に引っ越してきました。
常にじじばばがいてサポートしてもらえる環境から一転、平日は朝から晩まで2人きりで過ごす日々が始まりました。ねんねの赤ちゃんと部屋に2人きり、というのは想像以上に孤独で、自分の話し相手を探すべく、子育て広場めぐりを始めました。そんななか出会ったのがベーテルひろばでした。ホームページを見る限りアットホームそうだなと思った一方、新参者はなかなか馴染めない雰囲気だったらどうしよう、とドキドキしてピンポンを鳴らしました。この初日のことは今でもかなり鮮明に覚えています。わたしたちのほかに2組の親子がいて、どちらも下の子の月齢が息子と近く、初めてできた先輩ママにいろいろ話を聞いてもらえたこと。ねんねが苦手だったはずの息子が途中で寝落ちしてしまったこと。今振り返るとなんでもない日常が、このときはとても嬉しかったのです。そしてこの日から1歳過ぎごろまで、週に1〜2回のペースでベーテルに通わせてもらいました。月齢の近いお友だちと一緒になることも多く、刺激をいっぱいもらえる環境で、どんどん成長していく息子。そしてその成長をスタッフさんたちに一緒に喜んでもらえて、コロナでじじばばにすらなかなか会えなかったわたしたちにとって、夫以外の大人に共感してもらえる、というのが何より「ベーテルで過ごす理由」だった気がします。わたしにとっても息子にとっても安心できる場所のベーテル。これからも利用させていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。(記:竹本江里子)


別窓 | 「ホッとスペース」からのお便り
∧top | under∨
| 東京ベーテルの森 | NEXT